1949-05-19 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第26号
しかしいろいろめんどうな條件がございますようで、地方財政委員会の方で一五〇%という非常に高い税金に対して、軽減方をなかなかお認めを願われないということで、物價廳の價格統制が非常に惡いかのごとく、惡口を一手にかぶつてしまつているようなことなのでございますが、先ほど御質問の中にもございましたように、藝術活動というものに対して、統制を加えることは何事だという御説、まつたく同感でございまして、異論はございません
しかしいろいろめんどうな條件がございますようで、地方財政委員会の方で一五〇%という非常に高い税金に対して、軽減方をなかなかお認めを願われないということで、物價廳の價格統制が非常に惡いかのごとく、惡口を一手にかぶつてしまつているようなことなのでございますが、先ほど御質問の中にもございましたように、藝術活動というものに対して、統制を加えることは何事だという御説、まつたく同感でございまして、異論はございません
本請願の要旨は、映画事業はその職種並びに内容が極めて複雜であるため、労働基準法第九條及び第六十二條に抵触する場合が多く、これが映画製作に與える影響は大である、ついては一本契約のもの、また主たる藝術活動をなすものを第九條の規定より除外し、第六十二條の女子並びに十八才未満の深夜勤務禁止の規定を映画事業には除外するように労働基準法を改正されたいというのであります。
○栗山良夫君 紹介議員に一点だけ御質問申上げたいのでございますが、今の御説明で大体了解いたしましたが、一つ労働基準法の基本精神から考えて疑問を持つたのは、成る程、主たる藝術活動をいたす、或いは藝術家として活躍される俳優の方、こういう方に対する問題はよく分つたのでありますが、これだけの映画を時間外にやろうということになりますと相当大勢のいわゆる労働者の人が働かなくちやならん。
映画製作の現場に働く者は、世間一般の労働者と異つた性質を有しているにもかかわらず、労働基準法では、他事業と同一に取扱われているため、映画製作の自由契約者、一本契約者と申しますと、映画製作に当つてその映画一本の完成までの報酬を定めて契約を結ぶもの、この一本契約者を甚だしく束ばくしておりますから、一として、労働基準法第九條、これは労働者の定義でありますが、第九條の解釈上、一本及び主たる藝術活動をなす者、
○委員外議員(淺岡信夫君) ですから第九條の定義の中に、一本契約者とそれから主たる藝術活動をなす者は、含めないことを妥当と考えますということを申上げたのであります。そういうふうに御解釈下さるように願います。